2023年1月27日(金)午後より、安城市のシルバーカレッジにて、今日からできる防災で災害イメージを考えるワークショップを行ってきました。受講者は、市内在住の60歳以上の31名。今回が2年間最終の講座だそうです。
はじめに、周りのかたと過去、自分があった災害経験を話し合っていただきました。お二人にきいたところ、伊勢湾台風だったとのことでした。強風で戸が飛ばないように押さえていたなどお聞きしました。日本に住むかぎり災害とは付き合っていかなくてはなりません。
本題では、この地域で過去に起きた地震、三河地震、昭和東南海地震、昭和南海地震について触れ、また、過去地震の動画を見ていただき、地震が起きたときにどのようなことになるかイメージしていただきました。
ここから、災害イメージシート作成に入ります。災害イメージシートは、目黒巻きをベースにアレンジしたものになります。災害イメージシートでは、季節、時間に震度〇の地震が発生したと想定し、地震発生前の普段のようすから、発生時、直後と時系列(タイムライン)で、できごとを記入して、それに対しての自分の行動を書いていくものです。簡単にいえば、自分が主人公の地震ストーリーを作るものです。
イメージしたできごとを書き出し、続いて自分の行動を書いてみることで、自分の備えができているか再確認することができます。設定した時間によっては、出先の会社やショッピングモール、移動中の自動車、電車など、状況によってできごと対応も変わってきます。皆さん、あたま柔らかく想像して記入されていました。命を守るために何を第一優先でやるのか、ご理解ただけたのではないでしょうか。